犬はペット以上の存在。家族の一員であり、人類の親友とも言われている。彼らは無条件でわたしたちを愛してくれ、なんの見返りも求めない。こちらが愛情を示せばそれを何倍にもして返してくれる。だが悲しいことに動物の寿命は人間のそれよりもはるかに短い。

6歳の少年、シェーンにはアイリッシュ・ウルフハウンドのベッカーという名の愛犬がいた。ベッカーは、物心ついたときからずっとシェーンのそばにいてくれる文字通り親友だった。

悲しいことにベッカーは10歳にして末期がんに侵され、余命あとわずかとなってしまった。残された家族の悲しみは筆舌に尽くしがたいものがあった。そしてまた、その親友を見送った後の少年の言葉もまた、涙なくしては語れないものだった。

これは、その様子を見ていた獣医の話である。

 

 

次へ↓↓↓